悪い歯並び 出っ歯について原因と治療法|武蔵小杉駅前の歯医者、パークシティ歯科

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悪い歯並び 出っ歯について原因と治療法|武蔵小杉の歯医者、パークシティ歯科

悪い歯並び 出っ歯について原因と治療法

悪い歯並び 出っ歯について原因と治療法


歯並びを気にする人が増えてきて、矯正をしているお子様もよく見かけるようになった気がします。
悪い歯並びの中でも、出っ歯(上顎前突)は日本人に多い不正咬合です。
どうして出っ歯になってしまうのか、出っ歯に適した治療法などをみていきたいと思います。

出っ歯のイラスト

■出っ歯(上顎前突)について

出っ歯は、上の前歯や上顎が前に出ている状態です。
下顎が後ろに引っ込んでいて、噛み合わせが合わない状態であることもあります。

出っ歯であることの悩み

【審美面での悩み】

・歯が大きく目立ってしまう
・歯茎がでているように見える
・口元が飛び出ているように見える
・口を閉じていても歯が飛び出てしまう
・口を閉じると顎にシワができる

【健康面での悩み】

・かみ合わせが悪く、咀嚼があまりできない
・前歯でものを噛み切ることができない
・口が開きやすく、乾燥しやすい
・乾燥により虫歯や歯周病になりやすく、口臭の原因になる
・空気がもれてハッキリ発音できない

出っ歯になる原因

出っ歯になる原因は歯の位置によるものと、骨格によるものの2種類に分けることができます。また、出っ歯の原因によって、治療法が異なってきます。

【歯の位置が原因】

多くの出っ歯の原因が、歯の位置がずれてしまっていることです。

・歯が大きい

遺伝的に歯の大きさが大きいと、顎に歯が生えてくるスペースがなくなり、歯並びが悪くなったり、重なって前に押し出されたりして、出っ歯になることがあります。

・舌の悪癖

舌を突き出したり、歯に押し付けたりする癖が長年続いている人は、前歯に負担がかかって傾いてきた結果、出っ歯になりやすくなります。

・毎日の習慣

下唇を噛む癖や、指しゃぶり、爪を噛む癖などがある場合も出っ歯になりやすくなります。

【骨格が原因】

顎の骨がずれていることで出っ歯になっている状態です。
上顎が前に出る、下顎が後ろに下がる、などの骨格的な要因です。

この場合の治療は、歯を動かす治療だけではなく、骨を切ったりする外科的な手術が必要になってくる場合があります。

出っ歯の治療法

部分矯正

出っ歯など、部分的に歯並びが悪いところや、数本の歯並びや歯の捻じれなどで歯列が乱れている箇所に、ブラケットなどの矯正装置をつけて歯を整えていく治療法です。
出っ歯の部分を集中的に治療でき、治療期間と費用がお手頃なので、患者さんの負担も少ないです。

【メリット】
・治療期間が比較的短い
・治療費を抑えることができる
・痛みなども少ない
・治療部位が少ないので出っ歯だけ治療することができる
【デメリット】
・全体的な治療が必要な場合はできない
・奥歯などの噛み合わせまでは改善できない

全顎矯正

出っ歯が重度の方は全顎矯正で全体的な矯正治療をして、歯列全体を整えるほうが適している場合もあります。
歯列全体を矯正することで、奥歯まで全体の噛み合わせを整えることができ、より整った歯並びになりやすくなります。

【メリット】
・歯列全体のバランスを整えることができる
・奥歯も含めた全体の噛み合わせがよくなる
・重度の出っ歯にも対応できる
【デメリット】
・治療期間が長い
・費用が高くなりがち

外科的手術

骨格のずれが原因の出っ歯の場合、歯列矯正だけでは治療が難しいので、外科的手術を行うことで治療することができます。

【メリット】
・骨格が原因の出っ歯に適応できる治療法
【デメリット】
・外科的手術なので、身体的な負担が大きい
・健康保険が適用されないと費用が高額になりがち

出っ歯の程度にもよりますが、歯列矯正する場合でも、透明のマウスピースや、裏側にブラケットをつける目立たない治療法もあります。
また、見た目をよくするために、歯を削ってセラミックを被せる、短期間でできる方法もあります。
出っ歯の症状をみながら、歯科医院と相談したり、自分のライフスタイルや予算と合わせて、適した治療法を見つけましょう。

悪い歯並び 出っ歯について原因と治療法(まとめ)

歯並びを整えると顔がスッキリしたり、横顔が美しくなったりします。
不正咬合を放っておくと、磨き残しが多くなり虫歯や歯周病になりやすくなったり、顎や胃腸に負担をかけたりすることに繋がることも。
心配な場合は、歯科医院と相談してみるのがよいでしょう。

この記事を監修した歯科医
-この記事を監修した歯科医-

パークシティ歯科 院長 吉井 健介

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